それでも君を
あ…。



「…ご飯抜きました。」



「はい、正解。…もう、ダメだって分かってるのに抜いたの?」



免疫力を落とさないよう、どんなに忙しくても食事、睡眠はしっかりと!が私の基本スタイルなのだ。



というか、それを真ちゃんに約束させられているのだ。



どれだけ気を付けていても、体調崩すときは崩しちゃうのだけど、自分からそこへ足を突っ込むような真似はしないでおこうという話である。



それなのに、昨日は色々あって、疲れてて、サボってしまう形となった。



その上、リビングなんかで寝ちゃったもんだから、真ちゃんからすると、風邪引きたくてやってるようにしか見えなかったらしい。


< 307 / 604 >

この作品をシェア

pagetop