それでも君を
はぁ…



ため息と共に手は再びキーボードへ。



気を取り直して、作業を再開…



「ひっ!」



突然手首を横からガシッと握られて、身動きできなくなってしまった。



びっくりしすぎて変な声が口から出る。



なにかの犯人のように手首を握られたまま、固まる私。



そんな私には気にも止めず、マッキーが耳元で低く囁く。



「それ、俺片付けとくから。」

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