それでも君を
ピンポーン
「あ、ほらエレベーター来たよ!」
「え~!梨央先生ズルイ!」
3人でガヤガヤとエレベーターに乗り込む。
エレベーター内には先客がいたので、これ以上うるさくする訳にはいかず、私の話は運良くうやむやになった。
「はい、到着~!」
病棟に着いた途端、マッキーは看護師に呼び止められ別の患者の元へ。
あとは私も病棟の看護師さんにお任せするとして…
その前にひとつ、やっておかないといけないことがあった。
「恵那ちゃん、ひとつだけいい?」
ここだけは、間違えてはいけない。
「もう、しないよね?」
何を聞かれているのか恵那ちゃんも分かったはずだ。
「ご…めん、なさい。…ぜったいにもう、しない。」
ウルウルと目に涙を溜めて、私を見つめ返してくる恵那ちゃん。
「あ、ほらエレベーター来たよ!」
「え~!梨央先生ズルイ!」
3人でガヤガヤとエレベーターに乗り込む。
エレベーター内には先客がいたので、これ以上うるさくする訳にはいかず、私の話は運良くうやむやになった。
「はい、到着~!」
病棟に着いた途端、マッキーは看護師に呼び止められ別の患者の元へ。
あとは私も病棟の看護師さんにお任せするとして…
その前にひとつ、やっておかないといけないことがあった。
「恵那ちゃん、ひとつだけいい?」
ここだけは、間違えてはいけない。
「もう、しないよね?」
何を聞かれているのか恵那ちゃんも分かったはずだ。
「ご…めん、なさい。…ぜったいにもう、しない。」
ウルウルと目に涙を溜めて、私を見つめ返してくる恵那ちゃん。