最強BOYS



あぁ。


そっか、私らはペアと行動しないといけなかったんだ。



それは学校の送り迎えだけじゃなくその他でも変わりなく。



さっきまで行けると思ってた晴香はリュウトの一言でまたシュンとなる。




「何隠してんのか知らないけど、たまには息抜きも必要なんじゃない?」



「千夏ちゃん!」



晴香があまりにも可哀相だったから二人を説得してみる。



うまく説得出来るかは知らないけど。




「息抜きなんていらねぇ」



「じゃあ、隠し事教えてよ。理由が分かれば晴香だって諦めるんじゃないの?」



ね?と晴香の顔を見れば、うんうんと頷く晴香。



リュウトは孝介と顔を合わすなりため息をつく。




< 115 / 159 >

この作品をシェア

pagetop