最強BOYS
「希美ちゃんだっけ?俺の女にならない?」
有名な黒蝶の総長、和近さんに声をかけられ。
さすがに暴走族とは関わりたくない。
「ゴメっ」
「希美ちゃんが彼女なら、何があっても守ってあげるよ?」
何があっても?
「うん。じゃあ、いいよ」
その言葉を信じてカズくんの彼女になった。
そんなある日。
たまたまぶつけてしまった所が青くなっていて。
「希美それどうした?」
「ん?あ、これ?これはね」
「あの女にやられたのか?」
あの女?
「誰のこと?」
「お姉さん」
同じ学校にいて千夏のこと知らないはずがない。