最強BOYS



「希美ちゃんだっけ?俺の女にならない?」



有名な黒蝶の総長、和近さんに声をかけられ。



さすがに暴走族とは関わりたくない。



「ゴメっ」


「希美ちゃんが彼女なら、何があっても守ってあげるよ?」



何があっても?



「うん。じゃあ、いいよ」



その言葉を信じてカズくんの彼女になった。




そんなある日。


たまたまぶつけてしまった所が青くなっていて。



「希美それどうした?」



「ん?あ、これ?これはね」



「あの女にやられたのか?」



あの女?



「誰のこと?」



「お姉さん」 


同じ学校にいて千夏のこと知らないはずがない。



< 145 / 159 >

この作品をシェア

pagetop