狼と赤ずきんは恋に落ちてしまった
第4話ーおばあちゃんの家ー
『では、そろそろ行きますか』
そう、彼が言ったのは、9時頃だった。
『はい!宜しくお願いします!』
と、私は彼に言う。
彼は、山に住んでいるのが長いのか、わりと軽装でドアへと向かう。
私も一緒に着いていく。
『キィー…バタンっ…ガチャっ…』
彼はドアを閉めて鍵をかける。
『では、行きましょうか』
と、彼は私に手を差し出す。
『離れないようにです。
昼間などでも、危ないので』
と、薦めてくる彼の手に、私は自分の手を重ねる。
(男の人と手を繋ぐ何て、いつぶりだろう…?)
何て、ぼーっと思いながら、私は彼と、他愛もない話をしながら、獣道を進む。
そう、彼が言ったのは、9時頃だった。
『はい!宜しくお願いします!』
と、私は彼に言う。
彼は、山に住んでいるのが長いのか、わりと軽装でドアへと向かう。
私も一緒に着いていく。
『キィー…バタンっ…ガチャっ…』
彼はドアを閉めて鍵をかける。
『では、行きましょうか』
と、彼は私に手を差し出す。
『離れないようにです。
昼間などでも、危ないので』
と、薦めてくる彼の手に、私は自分の手を重ねる。
(男の人と手を繋ぐ何て、いつぶりだろう…?)
何て、ぼーっと思いながら、私は彼と、他愛もない話をしながら、獣道を進む。