狼と赤ずきんは恋に落ちてしまった
『…』
すると、何かを俺は感じた。
まるで、今、俺の隣に居る彼女に会った時のような香り。
あの時よりは薄いが、この臭いは…


紛れもなく血液の臭いだった。


しかも、彼女が案内する方向から臭いがする。
(そんな、悲しい事なんて…有るのか?…)
この臭いの薄さ的に、もしかしたら補食中かも知れない。
それを彼女が見てしまったら…
俺は、胸騒ぎがする気持ちを押さえ付けて、彼女の話に、何とか耳を傾けるのだった…
< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:6

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

エアラブ総集編!(続きアリ)

総文字数/74,706

恋愛(その他)207ページ

表紙を見る
君に会いたいと叫んだら

総文字数/3,026

恋愛(純愛)5ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop