狼と赤ずきんは恋に落ちてしまった
『ジュー…』
遠くで何かの音がした。
それは、段々と大きく聞こえるように成って、
途中から
美味しそうな匂いがしてきた。
すると、
『ぐー…ぎゅるぎゅるぎゅるー…』
と、お腹が鳴った。
『あ、』
恥ずかしさで目が覚めた。
すると、そこには…
『目が覚めましたか』
一人の男の人が居た。
『あ…あの…』
と、此処は何処か質問しようとすると、
『此処は山の山頂付近の俺の家です。
怪我をして倒れていて、
随分衰弱しているように見えたので、
貴方を此処まで連れてきました』
そう言われ、自分の足を見ると、
まだ痛むものの、絆創膏等がされていた。
『応急措置でしかないので、
家に帰ったらちゃんとした手当てとか
病院行くとかして下さいね』
『何から何まで有り難う御座います』
本当、運が良かったと思った。
こんな優しい人じゃなくて、
狡賢い悪魔のような人狼にでも出会っていたら、
今、もう、死んでいただろう。
『あの…貴方は…』
『名乗る程ではないので』
お礼をしたくて名前を聞こうとしたら、
かわされてしまった。
遠くで何かの音がした。
それは、段々と大きく聞こえるように成って、
途中から
美味しそうな匂いがしてきた。
すると、
『ぐー…ぎゅるぎゅるぎゅるー…』
と、お腹が鳴った。
『あ、』
恥ずかしさで目が覚めた。
すると、そこには…
『目が覚めましたか』
一人の男の人が居た。
『あ…あの…』
と、此処は何処か質問しようとすると、
『此処は山の山頂付近の俺の家です。
怪我をして倒れていて、
随分衰弱しているように見えたので、
貴方を此処まで連れてきました』
そう言われ、自分の足を見ると、
まだ痛むものの、絆創膏等がされていた。
『応急措置でしかないので、
家に帰ったらちゃんとした手当てとか
病院行くとかして下さいね』
『何から何まで有り難う御座います』
本当、運が良かったと思った。
こんな優しい人じゃなくて、
狡賢い悪魔のような人狼にでも出会っていたら、
今、もう、死んでいただろう。
『あの…貴方は…』
『名乗る程ではないので』
お礼をしたくて名前を聞こうとしたら、
かわされてしまった。