僕の「失恋ソング」

ケンゴはニヤリと笑った

｢祥大の彼女、榎本さくらに失恋させろ｣


ゆーじが笑った


｢それって祥大がさくらを振って1週間後にさくらにどんな気持ちになったか聞くってこと？｣


｢そゆこと｣


｢なるほどね｣


二人の間で勝手に話が進んでいく
僕はなにに納得したのかケンゴを疑った


｢つまりはさくらを振ってこい｣


｢そうすればお前に失恋ソングが書けるってケンゴが言ってるぞ｣


僕が逆らえないのをしてて二人は言ってきた


僕はさくらを振るのか…