僕の「失恋ソング」
そういうとゆーじは手を離し走って逃げてく姿を見送った


僕は二人にお礼を言った


「ありがとう…えっと同じマンションに住んでるんだね!」


二人は顔を見合わせて笑った


「何言ってんだか!俺らマンションなんて高級なとこに住んでない」


え、
ええええええええ
僕は驚いた


「ただお前のこと気に入っただけ」


「僕を気に入った?」


「だってお前、ゆーじの妹のこと助けただろ!」


「だから俺らはお前を助けた、それだけだよ」


僕は感動した



そして僕等の友情はここから始まったんだ
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