クールな彼とちょっとドジな彼女の恋の攻防戦(後日談移動しました)

「もう、笑いすぎ」

「だ、だって…あの親睦会の日、私達女がいる親睦会って知った向井さん、行かないって言ってたらしの。それなのに、急に来るって事になって、砂羽さん達は喜んでたのよ。それなのに、来た早々、莉子の前に座ってた陣内くんを退けてまで前に座って『ももじりっこ』だっけ…もう、面白いしかないわよ。あんたの桃尻見たんだものね。桃尻っ子と桃寺 莉子…あの無口であまり笑わないクールな朝陽がって、樹も言ってた
けど、あんたを揶揄うなんて、気に入られたって事でしょ」

「…うー、おもちゃ的な⁇」

「どうしてそうなるかな?」

「召使い?」

口を開けてはぁっ?って顔をする絵梨花。

「だって、スーパーでカレーの食材の買い物してたら、カレーをしばらく食べてないって言ってきて、ブロック肉を、私の、籠に入れてきたとおもったら、俺の為に作りましょうか?と思わないか的な言い方してきたんだよ。召使い扱いの他に何かある?カレーを作って持って行けば、なに?だよ」

「まぁ、そこは、なんでそういう態度になったのかは、本人じゃないとわからないけどさ、部屋にあげてもらって、カレーも一緒に食べてるんだから、莉子のこと、嫌いじゃないと思うよ」

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