元姫と隠された真実。



私は、何の躊躇もなくシャッターを開ける。


なんでって?


それはね・・・。


私が・・・、


「総長、おかえりなさい!」


舞華の総長だから。


「皆は?」


「2階ですよ。」


「分かったー。ありがとう。」


「はいっ。」


下っ端にそう言って2階に向かう。


ガチャッ


「あ、沙羅~。久しぶりー。」


そう言って、抱き着いてくるのは幹部の俊介。


可愛いんだよなぁ。


< 135 / 154 >

この作品をシェア

pagetop