元姫と隠された真実。



「お前ら、女に手ぇあげて許されると思うなよ?」


私を助けてくれた人は、ニヤリと笑って男たちを蹴り飛ばした。


たった数秒で、男たちはダウンした。


「おい、お前大丈夫か?」


そう言って、振り向いた男は私の顔を見て、目を見開いた。


なんだ?


そんなにブスか。


まぁ、いいけど。


「お前・・・。」


「なに?」


「紅龍の、元姫・・・、だよな?」





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