元姫と隠された真実。



「ちょっと、倉庫に来い。」


はぁ?


「貴方達、暴走族なの?」


「さっきの奴ら、言ってただろ。風雅だ。」


風雅・・・。


少し考えて、ハッとした。


全国1位の族。


「倉庫に来い。」


「嫌です。」


私は、バッサリと言った。


「もう、暴走族になんて関わりたくない。」


いつか、また裏切られる。


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