元姫と隠された真実。



「あっそ。で、その全国1位の風雅様が何の用?」


涼が聞く。


涼は、私が何かされるんじゃないかって思ってるんだよね。


本当に、優しいな。


「ここじゃ話しにくいから、違うところいこ。」


「俺もついてく。」


「・・・まぁ、いいけど。」


あれ?


行くことになってる?


「大丈夫。俺がいるから。」


涼は優しく笑う。


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