元姫と隠された真実。



「あ、そうなのか・・・。」


気まずそうに、透馬は言う。


「ま、気にしないで。」


私はそう言う。


皆は頷いた。


「倉庫行くか。」


「えっ?もう?」


「だって、姫になったんだろ。涼、お前も幹部だ。」


「え、俺幹部なの?」


「幹部の方が、沙羅を守れる。」


「分かった。」


そんな会話をして、私達は風雅の倉庫に向かった。


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