元姫と隠された真実。



「何かあったら、全力で守ります。」


嘘・・・。


「なんで、何で信じてくれるの・・・?」


私は、震えた声でそう言っていた。


「紅龍の皆も、信じてくれなかったのに・・・。」


「・・・それは、俺たちが紅龍とは違うからです。」


違うから・・・。


「俺たちは、ちゃんと真実か真実ではないか調べます。」


「噂を鵜呑みにはしません。」


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