元姫と隠された真実。



「っ・・・皆・・・、ありがとう・・・っ。」


涙が溢れて来た。


皆が、笑顔で見てくれる。


誰かに笑顔を向けられるなんて、久しぶりだった。


泣いてる私を、透馬と涼が抱きしめてくれた。


「そして、新しい幹部が入った!」


「沙羅の双子の兄、相沢涼!よろしく!」


涼は大きい声で言った。


皆が、認めてくれた。


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