元姫と隠された真実。



そんなこんなで、行き場所が決まった。


「海か~。」


「どうした?」


「水着ないし・・・。」


「じゃあ、買うか?」


「ううん。大丈夫。私は見てる。」


「え~、入ろうぜ~。」


裕也が言う。


私が、海に入るのが嫌な理由は、本当は水着とかじゃない。

         ・・
私の体には・・・、あれがあるから・・・。


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