元姫と隠された真実。



頑張れば、隠せるかな?


そんなことを考えていると、涼が私の耳元で言った。


「沙羅、ラッシュガード着ればばれないんじゃない?」


ラッシュガード?


「日焼けを防止したりするなんか、パーカーみたいなやつ。」


「それ着て、水の中はいれるの?」


「うん。」


「・・・じゃあ、そうしようかな。」


私はそう言って決めた。


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