元姫と隠された真実。



「去年、失くした。」


「え、水着を?」


「うん。」


えぇ?


失くすことある・・・?


まぁ、いっか。


「暇だし、今から行くか。」


「そうだね。」


そう言って、3人で倉庫を出る。


皆は、いってらっしゃいと笑顔で見送ってくれた。


蒼空を除いて。


・・・蒼空とは、まだ会話をしたことが無い。


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