人の彼氏とるんじゃねぇーよ!
すると妃柚花が急に


「あんたモッテモテね!いいなー」


と私の方をバシッと叩いてきた。


肩をさすっていると担任と思われる


おじさん先生が入ってきた。


「えージジイかよ。」


と妃柚花は言った。(もちろん小さい声でね)


「ホントだね。
もう少し若い先生がよかったなー」

と私も言う


–キャアーキャア–

と隣のクラスから声が聞こえてくる。


男子たちが一斉に廊下に出て


隣の教室を見る…


「チョー美人じゃん!!

あの先生ナンパしよっかなw」


とか男子からキモい声が聞こえてきた。


でも何故か私の隣の席の人は行っていない


「ねぇねぇ名前なんていうの?」


「……」



「無視かよ、」


「…だ…ん…」


小さすぎてわかんないんですけど、


それでも男子?


「はぁ?」


「えっ、なになに?」


「今行ったこと全て口にで出たけど。」
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