Sweet in my Room!!
「あ!リュウ、サーコ!大丈夫かー!?」
坂を降りると航太がソワソワした様子で待っていてくれた。
「うん、まぁ僕は平気だけど…こっちがね…この左足見てやってよ。」
「うわっ!なにこれ!めっちゃ内出血してるじゃん!怖ッ!どーしたらそうなるわけ!」
「いやー…足を滑らしましてー…こんなことに…」
「お前ホントバカだな!」
「おい!」
「まぁ見つかってヨカッタよ…帰ろ。あ、航太、マキマキに電話してあげな。心配してるだろうから。」
「おうっ!」
「あ、一応言っとくと僕と航太1位取りましたから。感謝しろよ。」
「はい…ありがとうございます。」
立場逆転。
でも今日はムカついたりしなかった。
逆に強気でいてくれることでなんだか安心できたんだ。
学校に戻ると真っ先に保健室に連れて行かれた。
「しかし崖から落ちるとはね~…」
「あはは…ついうっかり…」
マキマキが手当てを受けるあたしを哀れむような顔で見ながら言った。
「それにしても…龍ちゃんも随分がんばったね~…カラゲーしなかったんだ。」
「そんなこと言ってる場合じゃなかったし…火事場の馬鹿力みたいなもんだよ…」
坂を降りると航太がソワソワした様子で待っていてくれた。
「うん、まぁ僕は平気だけど…こっちがね…この左足見てやってよ。」
「うわっ!なにこれ!めっちゃ内出血してるじゃん!怖ッ!どーしたらそうなるわけ!」
「いやー…足を滑らしましてー…こんなことに…」
「お前ホントバカだな!」
「おい!」
「まぁ見つかってヨカッタよ…帰ろ。あ、航太、マキマキに電話してあげな。心配してるだろうから。」
「おうっ!」
「あ、一応言っとくと僕と航太1位取りましたから。感謝しろよ。」
「はい…ありがとうございます。」
立場逆転。
でも今日はムカついたりしなかった。
逆に強気でいてくれることでなんだか安心できたんだ。
学校に戻ると真っ先に保健室に連れて行かれた。
「しかし崖から落ちるとはね~…」
「あはは…ついうっかり…」
マキマキが手当てを受けるあたしを哀れむような顔で見ながら言った。
「それにしても…龍ちゃんも随分がんばったね~…カラゲーしなかったんだ。」
「そんなこと言ってる場合じゃなかったし…火事場の馬鹿力みたいなもんだよ…」