Sweet in my Room!!
「なんか暑くってさぁ~。目ェ覚めたー。」
あたしはドアの前でやる気なく背伸びする。
「そうゆうアンタも早起きじゃん。」
いつも休日はお昼ぐらいまで余裕で寝ている低血圧龍仁が9時に起床だなんてめずらしいもんだ。
「10ひまえにはいえへはいほひへはいから。」
『10時前には家出ないといけないから。』
なるほどね。
歯みがきを済ませると龍仁は自分の部屋に戻り5分もかからないうちに着替えを終わらせてリビングに戻ってきた。
「相変わらず地味だな~。」
真っ白なポロシャツに細身の黒パンで出てきた龍仁を眺めてボソリとつぶやいてみる。
龍仁はいつもそうだ。
ジーンズにTシャツとか、黒パンに白シャツとか、
なんてゆーか、年のわりには大人びた服ばかり着る。
「うるさいよ。逆に僕がギャル男みたいな服着てたら違和感あるっしょ?」
「………確かに。」
それはそれでカナリ不快である。
「それじゃあ、もう出るケド…あとはよろしく。」
「あーい。」
「戸締まりしっかり。」
「わかってる。」
「僕がいないからって部屋散らかさないでよ。」
「あーはいはい。」
「それから…」
「まだあんのかいっ!」
あたしはドアの前でやる気なく背伸びする。
「そうゆうアンタも早起きじゃん。」
いつも休日はお昼ぐらいまで余裕で寝ている低血圧龍仁が9時に起床だなんてめずらしいもんだ。
「10ひまえにはいえへはいほひへはいから。」
『10時前には家出ないといけないから。』
なるほどね。
歯みがきを済ませると龍仁は自分の部屋に戻り5分もかからないうちに着替えを終わらせてリビングに戻ってきた。
「相変わらず地味だな~。」
真っ白なポロシャツに細身の黒パンで出てきた龍仁を眺めてボソリとつぶやいてみる。
龍仁はいつもそうだ。
ジーンズにTシャツとか、黒パンに白シャツとか、
なんてゆーか、年のわりには大人びた服ばかり着る。
「うるさいよ。逆に僕がギャル男みたいな服着てたら違和感あるっしょ?」
「………確かに。」
それはそれでカナリ不快である。
「それじゃあ、もう出るケド…あとはよろしく。」
「あーい。」
「戸締まりしっかり。」
「わかってる。」
「僕がいないからって部屋散らかさないでよ。」
「あーはいはい。」
「それから…」
「まだあんのかいっ!」