Sweet in my Room!!
龍仁が、“これから一人暮らしをするにあたって気をつけることと、お願い”をあたしにタラタラと話し始めたので、あたしはひたすら「ハイハイ」と言って聞き流した。
何度か
「聞いてんのか」
と怒られながら。
「うわ!もうこんな時間!?」
時計は9時50分を回っていた。
「クドクド長いんだよ~、話がさ。」
あたしは嫌味ったらしく大きなあくびをする。
「じゃ、また連絡しまーす。」
「あいよ~。」
そう言うと龍仁はボストンバッグを片手に慌ただしく家を飛び出して行った。
「ふぅ…」
こうしてあたしの本当の一人暮らしが始まったワケだけど…
何しよ。
―――――――――
なんだか慌てて家飛び出してきちゃったけど…ホントに大丈夫なんだろうか、あの人。
僕は実家へ向かう電車に乗りながらそんなことを考えていた。
そして同時に、
戻ったとき部屋がキレイなままでありますようにと願った。
何度か
「聞いてんのか」
と怒られながら。
「うわ!もうこんな時間!?」
時計は9時50分を回っていた。
「クドクド長いんだよ~、話がさ。」
あたしは嫌味ったらしく大きなあくびをする。
「じゃ、また連絡しまーす。」
「あいよ~。」
そう言うと龍仁はボストンバッグを片手に慌ただしく家を飛び出して行った。
「ふぅ…」
こうしてあたしの本当の一人暮らしが始まったワケだけど…
何しよ。
―――――――――
なんだか慌てて家飛び出してきちゃったけど…ホントに大丈夫なんだろうか、あの人。
僕は実家へ向かう電車に乗りながらそんなことを考えていた。
そして同時に、
戻ったとき部屋がキレイなままでありますようにと願った。