Sweet in my Room!!
千賀子さんには“旅行癖”がある。
突然「明日から旅行行ってくるね」なんて言ってホントに行ってしまう。
日本国内はもちろん海外にも行く。
期間は大体1週間くらいだけど、長いとざらに2、3週間は帰ってこない。
千賀子さんがいない間の家事は、華恋や僕がやったり、家政婦さんを雇ったりしてなんとか補っていた。
自分の親ながらなんて自由人なんだろうってちょっと呆れてしまう。
僕は荷物を自分の部屋に置くと、休むことなく茶室へと向かった。
「失礼します。」
茶室のふすまを開けると父さんは経済新聞を読んでいるところだった。
「お~☆意外に早く帰ってきたな!おかえり~♪」
いやいやいや
早く帰ってこいって言ったのはアンタじゃんか?
相変わらず軽いノリだな~。
「で、話ってのはお茶会のことでしょ?」
僕は間髪を入れずに本題に入った。
「さすが龍仁!そのとおり!」
やっぱり…
「今年のお茶会なんだが、8月下旬にやろうと思ってな。」
「8月下旬!?」
突然「明日から旅行行ってくるね」なんて言ってホントに行ってしまう。
日本国内はもちろん海外にも行く。
期間は大体1週間くらいだけど、長いとざらに2、3週間は帰ってこない。
千賀子さんがいない間の家事は、華恋や僕がやったり、家政婦さんを雇ったりしてなんとか補っていた。
自分の親ながらなんて自由人なんだろうってちょっと呆れてしまう。
僕は荷物を自分の部屋に置くと、休むことなく茶室へと向かった。
「失礼します。」
茶室のふすまを開けると父さんは経済新聞を読んでいるところだった。
「お~☆意外に早く帰ってきたな!おかえり~♪」
いやいやいや
早く帰ってこいって言ったのはアンタじゃんか?
相変わらず軽いノリだな~。
「で、話ってのはお茶会のことでしょ?」
僕は間髪を入れずに本題に入った。
「さすが龍仁!そのとおり!」
やっぱり…
「今年のお茶会なんだが、8月下旬にやろうと思ってな。」
「8月下旬!?」