Sweet in my Room!!
『今日から夏休みでしょー?』

「そうだよ~。」

『もしヒマなら遊ぼうよ~♪』


「いいよー!超ヒマしてたから!」



あたしは腹が減っていることを忘れて元気よく承諾した。




―――――――――


待ち合わせは、12時にうちの近くの駅から4駅離れた駅の改札前。


12時ピッタリに電車が着き、改札前に着いたときは待ち合わせ時刻を5分過ぎていた。



「ごめ~ん!遅れた!」


改札前ではすでにメグが待っていた。あたしは申し訳なさそうな顔をして駆け寄る。


無事合流すると真っ先にパスタ屋へと向かう。あたしはとにかく腹が減っていて、とにかくパスタが食べたかったのだ。


お気に入りのカルボナーラをあたしとメグの分2つ頼んだ。



「いや~久しぶりだねー☆」


メグが懐かしそうに笑って言った。


「ね!最後に会ったのは…6月の頭くらいだっけ?」

「うん、確かそんくらいだった。」

「メグも相変わらず元気でやってんの?」

「うん、まぁそれなりってとこかな。」

「そっかそっか。」

「あ!そうそう!今度アンタに会ったら聞こうと思ってたことがあってさ!」

「…あたしに?」


メグが思い出したように言うので、あたしは目を丸くして自分を指差した。


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