Sweet in my Room!!
テレビをつけて静けさを紛らわすと、キッチンに向かい冷蔵庫から麦茶を出して飲んだ。
冷たい麦茶を飲みながらふと、食器棚の引き出しから何かが飛び出しているのが目に入った。
「なんだ…コレ?」
引き出しを開けてみると中に入っていたのは料理の写真が載っているプリントのようなモノ。
「………コレ…」
手に取ってみると、どの料理も簡単で5分や10分で出来るもの、また包丁を使わず出来るもの、ようは“初心者でも簡単に作れる料理”が載っていて、インターネットで調べたものをプリントアウトしてあるようだった。
料理上手な龍仁がこんなもんを見る必要は全くないし、かといってあたしが調べたわけではない。
どうやらそれは龍仁が料理が出来ないあたしのために調べておいてくれたものだということが分かった。
赤ペンでこれはこうすると良いということや注意することがキレイな字で書かれている。
アイツ
こんなことまでやってくれてたんだ。
本当にバカがつくくらいお人好しだよ、アンタは。
なんとなく、心がくすぐったくなったような気がした。
冷たい麦茶を飲みながらふと、食器棚の引き出しから何かが飛び出しているのが目に入った。
「なんだ…コレ?」
引き出しを開けてみると中に入っていたのは料理の写真が載っているプリントのようなモノ。
「………コレ…」
手に取ってみると、どの料理も簡単で5分や10分で出来るもの、また包丁を使わず出来るもの、ようは“初心者でも簡単に作れる料理”が載っていて、インターネットで調べたものをプリントアウトしてあるようだった。
料理上手な龍仁がこんなもんを見る必要は全くないし、かといってあたしが調べたわけではない。
どうやらそれは龍仁が料理が出来ないあたしのために調べておいてくれたものだということが分かった。
赤ペンでこれはこうすると良いということや注意することがキレイな字で書かれている。
アイツ
こんなことまでやってくれてたんだ。
本当にバカがつくくらいお人好しだよ、アンタは。
なんとなく、心がくすぐったくなったような気がした。