Sweet in my Room!!
ハツ恋の予感!?
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気付けば夏休みも8月の半ばをとうに越していた。
夏休み前半はメグを始め、中学時代の友達とたくさん遊び、8月に入ってからはあとで泣きを見るのが嫌なのでマキマキと航太と一緒に嫌々ながら宿題を終わらせた。
龍仁も誘ったけど、アイツはアイツで忙しいらしい。
て、いうか、
すぐ帰ってくるのかと思いきや全く帰ってこないし。
ちょこちょこ、たま~に連絡が来るがその内容は決まって「部屋の掃除はこまめにやれ」といった注文メールなのであたしはひとこと「了解」とだけ返していた。
ひとり暮らしにも慣れてきたし、龍仁が調べてくれたレシピを使って料理になんかも挑戦したりしてそれなりの暮らしはしている。
あたしにしてはちゃんとやっているほうだ!と、自分でも思う。
けど、
やっぱり
何かが足りない気がした。
それが何かは分からないけど、とにかくあたしの心の中はカラッポなような…
そんなカンジだった。
いつものようにお昼近くに目を覚まし、携帯を確認すると航太から着信があったようだったのでかけ直した。
「うーっす…ごめん、寝てたー。」
気付けば夏休みも8月の半ばをとうに越していた。
夏休み前半はメグを始め、中学時代の友達とたくさん遊び、8月に入ってからはあとで泣きを見るのが嫌なのでマキマキと航太と一緒に嫌々ながら宿題を終わらせた。
龍仁も誘ったけど、アイツはアイツで忙しいらしい。
て、いうか、
すぐ帰ってくるのかと思いきや全く帰ってこないし。
ちょこちょこ、たま~に連絡が来るがその内容は決まって「部屋の掃除はこまめにやれ」といった注文メールなのであたしはひとこと「了解」とだけ返していた。
ひとり暮らしにも慣れてきたし、龍仁が調べてくれたレシピを使って料理になんかも挑戦したりしてそれなりの暮らしはしている。
あたしにしてはちゃんとやっているほうだ!と、自分でも思う。
けど、
やっぱり
何かが足りない気がした。
それが何かは分からないけど、とにかくあたしの心の中はカラッポなような…
そんなカンジだった。
いつものようにお昼近くに目を覚まし、携帯を確認すると航太から着信があったようだったのでかけ直した。
「うーっす…ごめん、寝てたー。」