Sweet in my Room!!
「はいはい、父さんも早く客室戻んなよ。またすぐお客さん来るんだしさ。」
「おぉ、そうだった。じゃああとは頼んだぞ☆」
オジサンはアハハっと笑いながらまた家の中へ戻っていった。
よ……ヨカッタ…
ホッと胸をなで下ろしているうちに、龍仁がお茶を3つお盆に乗せて中庭に降りてきた。
「本当はさ、ちゃんとしたお茶の出し方があって色々決まってんだけど…まぁみんなだからね、悪いけど今日はちょっと適当だよ。」
ひとつずつお茶を配りながら龍仁が申し訳なさそうな顔をして言った。
「このお茶碗も高そうだね~!」
マキマキがお茶碗を目の高さまで持ってきてくるくると回して撫でるように見た。
「そうでもないよ。」
「て、リュウは言ってるケド、ひとつ10万以上はするかんな、コレ。割るなよ、お前ら。」
「ええ!?」
一瞬にしてお茶碗を持つ手に力が入る。
なんかもう…
うん、いちいち驚いてんのもバカバカしくなってきたわ。
「どうぞ。」
「いただきまーす。」
あたしたちは3人ほぼ同時にお茶をすすった。
「おぉ、そうだった。じゃああとは頼んだぞ☆」
オジサンはアハハっと笑いながらまた家の中へ戻っていった。
よ……ヨカッタ…
ホッと胸をなで下ろしているうちに、龍仁がお茶を3つお盆に乗せて中庭に降りてきた。
「本当はさ、ちゃんとしたお茶の出し方があって色々決まってんだけど…まぁみんなだからね、悪いけど今日はちょっと適当だよ。」
ひとつずつお茶を配りながら龍仁が申し訳なさそうな顔をして言った。
「このお茶碗も高そうだね~!」
マキマキがお茶碗を目の高さまで持ってきてくるくると回して撫でるように見た。
「そうでもないよ。」
「て、リュウは言ってるケド、ひとつ10万以上はするかんな、コレ。割るなよ、お前ら。」
「ええ!?」
一瞬にしてお茶碗を持つ手に力が入る。
なんかもう…
うん、いちいち驚いてんのもバカバカしくなってきたわ。
「どうぞ。」
「いただきまーす。」
あたしたちは3人ほぼ同時にお茶をすすった。