Sweet in my Room!!
「俺らの2つ下じゃーん!若いね~!」



て、コトはハタチか。やだな~こんなチャラいハタチ。こんなのに日本の将来任せらんないよ。



つーか早くどっか行け。




目線をかき氷に戻しムシャムシャと食べ続ける。




「あのぉ~、俺らそっちの方で今ほかの友達と花火やっててさー、誰かカワイイ子いないかなって探してたんだぁ。野郎ばっかでつまんなくてさ。だからぁ、俺らと一緒に遊ぼうよ!」






………はぁ!?





「ね!いいじゃん!」



「い、いや、結構です。」






コレって…




世にいう




ナンパ!?






ヤベー…


逃げよ。




「じゃあ、あたし帰るんで…」


立ち上がり、その場から去ろうとした瞬間、チャラ男のひとりがあたしの腕をガッシリ掴んだ。



「ダーメー!逃がさないよ。」


!!


「大丈夫、全っ然怖くないから☆おいで♪」

もうひとりがあたしの腰に手を回した。



おっ…犯される!


ケド…こわ過ぎて声出ないんですけど!

相手がひとりなら1発殴って逃げるとこだけどさすがに二人は怖い…



た、たすけてーッ!


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