Sweet in my Room!!
「僕はむしろこれが普段着みたいなもんだからね。逆にラク。」
「へぇ~!でもうちではその格好しないよね?」
「だってなんか恥ずかしいじゃん。ひとりで着物とか。実家は父親も着物だから平気だけどさ。それにサーコもなんか落ち着かないでしょ?僕が着物姿だったら。」
「あぁまぁ……確かに。」
夏は万年、短パンノースリーブなあたしの前にビシッと着物着てこられたら確かに落ち着かないカモ…
気持ちは引き締まるケド…
あたしが疲れているのを知ってか龍仁は歩くスピードを合わせてくれた。
「うわ…スゴい人。」
駅まで着くと、これから花火に向う人、花火を見終えて早めに家路に帰る人で改札前はものすごく混雑していた。
「駅まで送ってくれてありがと、じゃあ…」
「え?今日は僕も行くよ。」
「どこに?」
「マンションに。」
「えぇ!?なんで!?」
「いや、ずっと帰ってなかったからちゃんと帰る前に部屋ちょっと掃除しとこうと思って。ホコリすごそうだし。」
「え、あぁ…ね。そうだね…」
今日は久々に龍仁が帰ってくるのか、と思った瞬間顔が熱くなった。
「なに、なんか困ったことでもあるわけ?」
「いや!ないですけど…」
「へぇ~!でもうちではその格好しないよね?」
「だってなんか恥ずかしいじゃん。ひとりで着物とか。実家は父親も着物だから平気だけどさ。それにサーコもなんか落ち着かないでしょ?僕が着物姿だったら。」
「あぁまぁ……確かに。」
夏は万年、短パンノースリーブなあたしの前にビシッと着物着てこられたら確かに落ち着かないカモ…
気持ちは引き締まるケド…
あたしが疲れているのを知ってか龍仁は歩くスピードを合わせてくれた。
「うわ…スゴい人。」
駅まで着くと、これから花火に向う人、花火を見終えて早めに家路に帰る人で改札前はものすごく混雑していた。
「駅まで送ってくれてありがと、じゃあ…」
「え?今日は僕も行くよ。」
「どこに?」
「マンションに。」
「えぇ!?なんで!?」
「いや、ずっと帰ってなかったからちゃんと帰る前に部屋ちょっと掃除しとこうと思って。ホコリすごそうだし。」
「え、あぁ…ね。そうだね…」
今日は久々に龍仁が帰ってくるのか、と思った瞬間顔が熱くなった。
「なに、なんか困ったことでもあるわけ?」
「いや!ないですけど…」