Sweet in my Room!!
心拍数120!
ドキドキ通り越してあたしの心臓は「ドドドドドド…!」と軽やかにビートを刻んでいた。
これ以上乗れないでしょ!というところにさらにギュウギュウと押すように乗り込んでくる人たち。
「あたた…っ」
押された拍子にあたしはバランスを崩してよろけそうになった。
「大丈夫?」
「う、うん。」
「もうちょっとこっち寄ったら?」
えー!?
なにをおっしゃりまするやら!
ただでさえ手つないでるし、近い距離なのにさらに寄れって…な~に言っちゃってんのさー!アンター!
とか考えているうちに、あとから乗ってきた人に思いっきり体当たりされた。
「ひゃっ!」
ドンッ!
お、お……
ぬおおおおおおー!
顔をあげると、数10センチ先に龍仁の顔があった。押された拍子にあたしは龍仁の胸に飛び込む形になってしまったらしい。
「ごごごごごめん!」
体勢を戻そうとしたがギュウギュウ過ぎてもう身体が動かなかった。
「………あの…」
「いいよ、動けないでしょ?とりあえず人降りるまでこのまま寄り掛かってていいよ。」
ヒーーーーッ!
そう言って龍仁は手を繋いでる反対の手であたしの身体をさらに引き寄せた。
ドキドキ通り越してあたしの心臓は「ドドドドドド…!」と軽やかにビートを刻んでいた。
これ以上乗れないでしょ!というところにさらにギュウギュウと押すように乗り込んでくる人たち。
「あたた…っ」
押された拍子にあたしはバランスを崩してよろけそうになった。
「大丈夫?」
「う、うん。」
「もうちょっとこっち寄ったら?」
えー!?
なにをおっしゃりまするやら!
ただでさえ手つないでるし、近い距離なのにさらに寄れって…な~に言っちゃってんのさー!アンター!
とか考えているうちに、あとから乗ってきた人に思いっきり体当たりされた。
「ひゃっ!」
ドンッ!
お、お……
ぬおおおおおおー!
顔をあげると、数10センチ先に龍仁の顔があった。押された拍子にあたしは龍仁の胸に飛び込む形になってしまったらしい。
「ごごごごごめん!」
体勢を戻そうとしたがギュウギュウ過ぎてもう身体が動かなかった。
「………あの…」
「いいよ、動けないでしょ?とりあえず人降りるまでこのまま寄り掛かってていいよ。」
ヒーーーーッ!
そう言って龍仁は手を繋いでる反対の手であたしの身体をさらに引き寄せた。