Sweet in my Room!!
一気に顔が赤くなる。


「サーコ?」

「きっ………着替えて来る!」

「へ?」


あたしはその場にゴミを置くと自分の部屋に駆け込んだ。







「あ~……もう…」


ダメだ…


これじゃ身体が保たないよ~!




あたしは浴衣のままベッドに倒れこんだ。












どれくらい時間が経ったんだろう。


あたしは倒れこんだままいつの間にか眠っていたらしい。


「く、苦しい…」


うつぶせのまんま寝てたうえに、キツい帯のせいでものすごく息苦しい。


浴衣からいつものノースリ短パンに着替える。


てか、そもそも今何時?


部屋の時計に目をやると時刻は夜中の3時を回っていた。



超中途半端な時間~!


お風呂入ってないし、化粧落としてないし…


結局リビングの掃除も途中にしてきちゃったし…


龍仁…片付けてくれたのかな。


そっと少しだけドアを開けてリビングをのぞいてみる。


電気はつけっ放しのようだった。リビングは見違えるくらいキレイな姿になっている。


これが龍仁の当たり前ならそりゃさっきの有様は惨劇以外の何物でもないよね…


ちょっぴり反省。


さすがにゴミはちゃんと捨てなきゃダメだよな。


ん?


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