Sweet in my Room!!
いやいや、信じろって言うほうがムチャ!


「奇跡ってホントにあるんだねぇ…。」

「大袈裟すぎるわ!」

「とりあえず……おめでとうございます。」


「ありがとうございます☆」



まるで芸能人カップルの結婚報告記者会見みたいだな…


「龍ちゃんにはもう報告済みなんだけどさ、サーコにはちゃんと会って話したかったから。」

「あぁ!」



なるほど、それでさっき龍仁のヤツあんなこと言ってたんだ。


謎、解明!


「昨日はごめんね。ホントは気ー使って先帰ったんでしょ?」


「あれま、バレてた?」


「マキ、こう見えて勘は鋭いんだから!」


「いや、あの説得力ないんですけど………」


「なにおう!?言っとくけど、サーコが龍ちゃんを好きなことくらいお見通しだかんね?」


「なっ…!!」





まんまと当てられあたしの顔はみるみるうちに赤くなっていった。


「うそ!?そうなの!?やっぱりか…」

航太が納得した表情でウンウンとうなずいた。


「で、いつから好きなのっ?」

「………昨日の、花火大会……んとき…」


「ええ!?それは想定外だよ~!」


マキマキが目を丸くさせた。


どうやらもっと前から好きなように見えていたらしい。


てゆーか、花火大会とか言ってまだ24時間経ってないし!


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