Sweet in my Room!!
「身だしなみくらいは気ィ使ったほうがいいと思うけど~?色んな意味で。」
席につき、メッセンジャーバッグから教科書を出す龍仁のほうを見て航太がニヤリと嫌味たらしく笑ったので、あたしは持っていた日本史の分厚い教科書のカドを航太の頭に思いっきり振り下ろしてやった。
「………ってえええ!てめぇ殺す気か!」
「今のは120%でこーたんが悪い。」
「流血しなかっただけありがたく思え。」
「んだよー、俺はあくまでアドバイスを…」
「…なに?どうした?」
「なななんでもない!」
騒ぎに気付いた龍仁がキョトンとした顔でこっちを見た。
あぶね~!
マジ近いうちぜってぇシメるわ、航太!
「あれ?龍ちゃんそれ…メガネだよね?ダテ?」
マキマキが胸ポケットに入っていたメガネに気付くと首を傾げた。
「ううん、本物。ダテじゃないよ。いつもはコンタクトしてるんだけど今日は忘れたからしょうがなくメガネ。」
「そうなんだ。てか、それってつまり今はメガネかけなきゃほぼ見えないってことだよね!?なんでかけないのー?」
ギク。
「………なんとなく。授業のときはかけるけどそれ以外はかけなくてもボンヤリ見えるから、大丈夫なんだ。」
「ふ~ん。」
さすがにあたしが理由とは言えないよな…つーか!そもそもマジであたしのせいなわけ!?オイオイ…
超責任感じるんですけど~。
席につき、メッセンジャーバッグから教科書を出す龍仁のほうを見て航太がニヤリと嫌味たらしく笑ったので、あたしは持っていた日本史の分厚い教科書のカドを航太の頭に思いっきり振り下ろしてやった。
「………ってえええ!てめぇ殺す気か!」
「今のは120%でこーたんが悪い。」
「流血しなかっただけありがたく思え。」
「んだよー、俺はあくまでアドバイスを…」
「…なに?どうした?」
「なななんでもない!」
騒ぎに気付いた龍仁がキョトンとした顔でこっちを見た。
あぶね~!
マジ近いうちぜってぇシメるわ、航太!
「あれ?龍ちゃんそれ…メガネだよね?ダテ?」
マキマキが胸ポケットに入っていたメガネに気付くと首を傾げた。
「ううん、本物。ダテじゃないよ。いつもはコンタクトしてるんだけど今日は忘れたからしょうがなくメガネ。」
「そうなんだ。てか、それってつまり今はメガネかけなきゃほぼ見えないってことだよね!?なんでかけないのー?」
ギク。
「………なんとなく。授業のときはかけるけどそれ以外はかけなくてもボンヤリ見えるから、大丈夫なんだ。」
「ふ~ん。」
さすがにあたしが理由とは言えないよな…つーか!そもそもマジであたしのせいなわけ!?オイオイ…
超責任感じるんですけど~。