Sweet in my Room!!
となりでダラダラと猫背気味に歩く龍仁の背中を叩く。
「これが僕のスタイルなんだもん。ほっといてよ。」
「開き直んなよ。」
「…わかった。直すように努力するよ、5%くらい。」
「直す気ゼロだろ。」
「あるある、直すってばー。だから怒んないでよ~。」
そう言って龍仁は眠そうな顔であたしの頭をポンポン叩いた。
「なっ!?怒ってないし!注意しただけ!!てか、触んなっ!」
顔を真っ赤にして龍仁の手を振り払う。
「顔、赤いですよ。」
「うっさいわ!」
好きって知ってるくせにわざわざ言ってくるあたり、コイツ結構性格悪いよなって心底思う。
最近、立場が逆転してるとゆーか…前まではあたしがバカにしてたのに今はバカにされてる感がある。
『大事な人だと思ってるし……』
ホントかよ
とツッコミたくなる。
「……なに、その人を疑うようなまなざしは。スゴい痛いんですけど。」
龍仁をこれでもかってくらいガン見する。
「別にー。元からこんな顔なんだよー。」
「…残念だね。」
「…相変わらずムカつくこと言うね。」
「お互い様じゃん。」
「………………」
「………………」
…こんなんでわたしに将来なんてあるんだろうか。
「これが僕のスタイルなんだもん。ほっといてよ。」
「開き直んなよ。」
「…わかった。直すように努力するよ、5%くらい。」
「直す気ゼロだろ。」
「あるある、直すってばー。だから怒んないでよ~。」
そう言って龍仁は眠そうな顔であたしの頭をポンポン叩いた。
「なっ!?怒ってないし!注意しただけ!!てか、触んなっ!」
顔を真っ赤にして龍仁の手を振り払う。
「顔、赤いですよ。」
「うっさいわ!」
好きって知ってるくせにわざわざ言ってくるあたり、コイツ結構性格悪いよなって心底思う。
最近、立場が逆転してるとゆーか…前まではあたしがバカにしてたのに今はバカにされてる感がある。
『大事な人だと思ってるし……』
ホントかよ
とツッコミたくなる。
「……なに、その人を疑うようなまなざしは。スゴい痛いんですけど。」
龍仁をこれでもかってくらいガン見する。
「別にー。元からこんな顔なんだよー。」
「…残念だね。」
「…相変わらずムカつくこと言うね。」
「お互い様じゃん。」
「………………」
「………………」
…こんなんでわたしに将来なんてあるんだろうか。