Sweet in my Room!!
「いいけど、ちゃんと500円払えよ~。」
「ハイハイ、払いますよーっだ。」
そう言って七海ちゃんと七海ちゃんの友達は財布から500円ずつ出して教室の中に入って行った。
「カワイイ子だねぇ~。てか、あたしあの子と花火大会んとき会っててさ!まぁぶつかっただけなんだけど…今運命的再会を果たしたよ~。」
「…………………。」
「おい、ちょっと…なに黙ってんの。」
なになに!
なにこの空気!
重いよ!
「ふぅ…ごめんごめん、店番ありがとね。」
「あ、あぁ…」
ハンカチで手を拭きながらレジ係の子が戻ってきたのであたしと航太は席をどいた。
「ねえ航太!さっきからなぁにフリーズしてんだよっ!…まさか…………昔あの子のことが好きだったとか!?」
からかうようにして航太の背中にチョップを入れる。
「…話がある。ちょっと来い。」
「え、え!?ぬおーッ!」
航太は暗い表情のままあたしの腕を掴むとツカツカ歩き始め、屋上まで連れてきた。
フツーは屋上に入ってはいけない学校が多いが、ウチの学校は新しくてやたら高いフェンスが建てられていたので屋上への立ち入りが許されていた。
「ハイハイ、払いますよーっだ。」
そう言って七海ちゃんと七海ちゃんの友達は財布から500円ずつ出して教室の中に入って行った。
「カワイイ子だねぇ~。てか、あたしあの子と花火大会んとき会っててさ!まぁぶつかっただけなんだけど…今運命的再会を果たしたよ~。」
「…………………。」
「おい、ちょっと…なに黙ってんの。」
なになに!
なにこの空気!
重いよ!
「ふぅ…ごめんごめん、店番ありがとね。」
「あ、あぁ…」
ハンカチで手を拭きながらレジ係の子が戻ってきたのであたしと航太は席をどいた。
「ねえ航太!さっきからなぁにフリーズしてんだよっ!…まさか…………昔あの子のことが好きだったとか!?」
からかうようにして航太の背中にチョップを入れる。
「…話がある。ちょっと来い。」
「え、え!?ぬおーッ!」
航太は暗い表情のままあたしの腕を掴むとツカツカ歩き始め、屋上まで連れてきた。
フツーは屋上に入ってはいけない学校が多いが、ウチの学校は新しくてやたら高いフェンスが建てられていたので屋上への立ち入りが許されていた。