Sweet in my Room!!
さっきいた場所まで戻ったが航太とサーコの姿は見当たらなかった。
「どこ行ったんだ~?」
航太の携帯に電話をかける。
プルルルル…
プルルルルルル…
プッ…
『もしもし。』
「お前らどこいんのー?食べ物買ってきたんですけどー。」
『あ~ワリィワリィ。今屋上。』
「屋上!?なんでまた…」
『いや~、だって居場所ねーんだもん。』
確かに。
教室はオバケ屋敷になっているからゆっくり休むとこってないんだよな(荷物はひとりひとつ鍵付きのロッカーがあるのでそこに入れてある。)
「じゃあ今から行くわ。」
『了解~。』
「こーたんとサーコ、屋上にいるの?」
マキマキが2本目のチョコバナナを頬張りながら言った。
「休む場所ないから屋上に避難してたんだとさ。てかマキマキ、バナナ食い過ぎ。」
「へ?」
屋上の扉をあけると風がそよそよと入り込んできた。10月のド頭、衣替えとは言え、まだ少し暑い日が続いていたが今日はわりと過ごしやすい気候だった。
「おー!ごくろうさん!」
屋上では航太とサーコがフェンスの淵に座っていた。
「で?なにその量。俺たちそんなに大量に買ってこいとは言ってないんだけど?」
航太が僕の両手いっぱいのビニール袋を指差す。
「どこ行ったんだ~?」
航太の携帯に電話をかける。
プルルルル…
プルルルルルル…
プッ…
『もしもし。』
「お前らどこいんのー?食べ物買ってきたんですけどー。」
『あ~ワリィワリィ。今屋上。』
「屋上!?なんでまた…」
『いや~、だって居場所ねーんだもん。』
確かに。
教室はオバケ屋敷になっているからゆっくり休むとこってないんだよな(荷物はひとりひとつ鍵付きのロッカーがあるのでそこに入れてある。)
「じゃあ今から行くわ。」
『了解~。』
「こーたんとサーコ、屋上にいるの?」
マキマキが2本目のチョコバナナを頬張りながら言った。
「休む場所ないから屋上に避難してたんだとさ。てかマキマキ、バナナ食い過ぎ。」
「へ?」
屋上の扉をあけると風がそよそよと入り込んできた。10月のド頭、衣替えとは言え、まだ少し暑い日が続いていたが今日はわりと過ごしやすい気候だった。
「おー!ごくろうさん!」
屋上では航太とサーコがフェンスの淵に座っていた。
「で?なにその量。俺たちそんなに大量に買ってこいとは言ってないんだけど?」
航太が僕の両手いっぱいのビニール袋を指差す。