Sweet in my Room!!
「…大丈夫だよ。サーコは、そんなヤツじゃない。ちゃんと向き合えよ。」


航太に頭をポンと軽く叩かれた。


「うん。」


僕は航太のとなりで肩を落とした。






僕がもっと強かったら、

僕がヘタレじゃなかったら、


サーコを不安になんてさせなかっただろうし、七海のことなんて忘れてた。























サーコ、




ごめん。









僕は心のどこかで、




まだ七海のことを










引きずってるんだ。


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