Sweet in my Room!!
―――――――――
「…ホントは、怖いんだ。」
一通り話し終え、龍仁は震えるような声で言った。
「僕のアレルギーを治してくれたのは紛れもなくサーコだし、僕にとってサーコは特別なんだ。だけど、また七海のときみたいに裏切られるんじゃないかって…離れてっちゃうんじゃないかって…不安だし…怖い…だから、付き合おうって言えない…サーコのこと信じたいけど…ごめん…」
その瞬間、龍仁の目からボロッと涙が出た。
恋をしたことがないあたしにはわからない世界だった。
だけど龍仁の気持ちになったら胸がつっかえるような苦しさを感じた。
「………さ、サーコ?なんで…?」
気付くとあたしの目からもボロボロッと涙がこぼれていた。
自分でもビックリするくらい、
大粒の涙がボロボロって…
いつの間にか流れ落ちていた。
「なんで……なんでサーコが泣くんだよ……」
「わかんない…ごめん、え、わかんないんだけど…勝手に涙が…ごめん…」
龍仁の気持ちを考えたらますます胸は苦しくなって、涙は出る一方だった。
「…ごめん、僕がヘタレだから…僕がもっと強くて、頼れるようなヤツだったらサーコを不安になんてさせなくて済んだのに…ホントにごめん。」
「…ホントは、怖いんだ。」
一通り話し終え、龍仁は震えるような声で言った。
「僕のアレルギーを治してくれたのは紛れもなくサーコだし、僕にとってサーコは特別なんだ。だけど、また七海のときみたいに裏切られるんじゃないかって…離れてっちゃうんじゃないかって…不安だし…怖い…だから、付き合おうって言えない…サーコのこと信じたいけど…ごめん…」
その瞬間、龍仁の目からボロッと涙が出た。
恋をしたことがないあたしにはわからない世界だった。
だけど龍仁の気持ちになったら胸がつっかえるような苦しさを感じた。
「………さ、サーコ?なんで…?」
気付くとあたしの目からもボロボロッと涙がこぼれていた。
自分でもビックリするくらい、
大粒の涙がボロボロって…
いつの間にか流れ落ちていた。
「なんで……なんでサーコが泣くんだよ……」
「わかんない…ごめん、え、わかんないんだけど…勝手に涙が…ごめん…」
龍仁の気持ちを考えたらますます胸は苦しくなって、涙は出る一方だった。
「…ごめん、僕がヘタレだから…僕がもっと強くて、頼れるようなヤツだったらサーコを不安になんてさせなくて済んだのに…ホントにごめん。」