Sweet in my Room!!
まぁ…確かに…

言っちゃ悪いが悪女だと思ってます。







可愛くって性格良さそうなのになぁ…


となりに座る七海ちゃんは本当にお人形さんみたいに可愛かった。目はパッチリだし、顔ちっさいし、髪の毛キューティクルバリバリだし、笑顔可愛いし、一緒にいるだけで劣等感感じるわあー…




「カッコ悪い話だけど、あたし…まだリュウのこと、好きなんだ。」

















そうだとは思ってたけど…


ホントに…






そうだったんだ。








胸が痛い。





ザワザワする。






どうしよう。




ジタバタしてもしょうがないのに…






「リュウと付き合ってたときはホントに幸せだったし、楽しかった。だけど、その倍、スゴい不安だった。リュウはモテるし、あたしは本当に好かれてるのかな…って付き合ってても不安だった。」




七海ちゃんも

不安だったんだ。




「自分のしたことを正当化するつもりはないよ。スゴく悪いと思ってる。不安だから浮気していいってわけじゃないし…だけど、やっぱりいつだってあたしの頭の中にはリュウがいた…リュウじゃなきゃ…ダメなんだ…」



七海ちゃんは今にも泣き出しそうになっている。


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