Sweet in my Room!!
ママを見送り、住み慣れた我が家に別れを告げると先程荷物を積み込んだ楓の車で新しい“我が家”へと向かうことにした。
住所をナビに入れる。
どうやら家から30分くらいのところらしい。
車はあんまり好きじゃない。
助手席に乗ったあたしは窓を開けた。
暖かい風がそよそよと入ってくる。
流れていく景色の中に桜並木が見えた。ようやく咲き始めたくらいの桜の木。
その桜はこれからまた新しい生活が始まりますよー…と、教えてくれているような気がした。
ホント、
あたしはゼロからのスタートと言っても過言じゃないくらい新しい生活が始まるんだけどさ!
でも、
もー
ここまで来たら諦めるしかないけどね。
後戻りできないけどね。
やるっきゃないんだけどね!
センチメンタルな気分になんてなってるヒマないんだけどね!
若干ヤケクソ気味なのは言うまでもない。
「ここ…か。」
住所をナビに入れる。
どうやら家から30分くらいのところらしい。
車はあんまり好きじゃない。
助手席に乗ったあたしは窓を開けた。
暖かい風がそよそよと入ってくる。
流れていく景色の中に桜並木が見えた。ようやく咲き始めたくらいの桜の木。
その桜はこれからまた新しい生活が始まりますよー…と、教えてくれているような気がした。
ホント、
あたしはゼロからのスタートと言っても過言じゃないくらい新しい生活が始まるんだけどさ!
でも、
もー
ここまで来たら諦めるしかないけどね。
後戻りできないけどね。
やるっきゃないんだけどね!
センチメンタルな気分になんてなってるヒマないんだけどね!
若干ヤケクソ気味なのは言うまでもない。
「ここ…か。」