Sweet in my Room!!
「こないだね、パパから電話あって、最近ホントにお仕事が忙しいみたいなの。」
「うん…」
「そんなに忙しいんじゃそのうち身体壊すんじゃないかしらって心配で…」
「はぁ…」
「だから明日からしばらくの間ママも向こうで暮らすことにしたの☆」
はぁ…
なるほど。
ママの言いたいことは分かります。
言ってることも理にかなってるでしょう。
でもね……
でもねでもね…
「………明日!?」
思わず声が裏返る。
明日て!
明日て!!
24時間後ですよ!
「明日行くってことは2週間前から決まってたんだけど、桜子ちゃんに教えるのスッカリ忘れてたみたい☆ごめんね♪うふふ☆」
「いや、全然笑うとこじゃないからー!で?あたしは!?あたしはどーなんの!?一応言っておくけどさ、入学式、明日だかんね!」
あたしは壁にかかっていたカレンダーをビシッと指差した。
4月8日
赤ペンで“入学式”と書かれている。
そう、
明日はあたしの高校入学式…
んな急すぎにもほどがあるでしょーが!
「うん…」
「そんなに忙しいんじゃそのうち身体壊すんじゃないかしらって心配で…」
「はぁ…」
「だから明日からしばらくの間ママも向こうで暮らすことにしたの☆」
はぁ…
なるほど。
ママの言いたいことは分かります。
言ってることも理にかなってるでしょう。
でもね……
でもねでもね…
「………明日!?」
思わず声が裏返る。
明日て!
明日て!!
24時間後ですよ!
「明日行くってことは2週間前から決まってたんだけど、桜子ちゃんに教えるのスッカリ忘れてたみたい☆ごめんね♪うふふ☆」
「いや、全然笑うとこじゃないからー!で?あたしは!?あたしはどーなんの!?一応言っておくけどさ、入学式、明日だかんね!」
あたしは壁にかかっていたカレンダーをビシッと指差した。
4月8日
赤ペンで“入学式”と書かれている。
そう、
明日はあたしの高校入学式…
んな急すぎにもほどがあるでしょーが!