Sweet in my Room!!
わー。
懇願されたー。
「はい。」
思わずおとなしく返事をする。
そうだな、
龍仁にしてみりゃ命に関わると言っても過言ではなさそうだし。
学校までは家から徒歩15分くらい。自転車があれば半分の時間で行けるんだろうけど、あいにくウチには自転車がないので徒歩。
学校に近付くにつれて同じ制服を着たコたちがチラホラと歩いている姿が見えてきた。
と、そのとき、
「リュウ!」
真後ろから名前を呼ぶ大きな声が聞こえた。
振り返ると、金と黒のメッシュが入った髪の毛に、キラリと光るピアス、とにかくひとことで言ったら派手めだけどオシャレな男の子が手を挙げて立っていた。
「あ、航太。」
え!?
知り合い!?
(ちょちょ、なに、知り合い?)
あたしは小声で龍仁に耳打ちした。
「うん。中学からの友達、航太。」
「アンタとエ~ラいキャラ違うけど。」
「そう?」
「おはよーす☆」
そんな話をしてるうちに“航太”が目の前までやってきた。
懇願されたー。
「はい。」
思わずおとなしく返事をする。
そうだな、
龍仁にしてみりゃ命に関わると言っても過言ではなさそうだし。
学校までは家から徒歩15分くらい。自転車があれば半分の時間で行けるんだろうけど、あいにくウチには自転車がないので徒歩。
学校に近付くにつれて同じ制服を着たコたちがチラホラと歩いている姿が見えてきた。
と、そのとき、
「リュウ!」
真後ろから名前を呼ぶ大きな声が聞こえた。
振り返ると、金と黒のメッシュが入った髪の毛に、キラリと光るピアス、とにかくひとことで言ったら派手めだけどオシャレな男の子が手を挙げて立っていた。
「あ、航太。」
え!?
知り合い!?
(ちょちょ、なに、知り合い?)
あたしは小声で龍仁に耳打ちした。
「うん。中学からの友達、航太。」
「アンタとエ~ラいキャラ違うけど。」
「そう?」
「おはよーす☆」
そんな話をしてるうちに“航太”が目の前までやってきた。