Sweet in my Room!!
「あれ、お前って家こっちだっけ?駅があっちだから…反対方向かと思ったんだけど。」
「へッ!?」
ギク。
あたしは動揺して声が裏返った龍仁のローファーをさりげなく踏んだ。
「あああ~…ね、今日はたまたま。一個前の駅で降りたから。」
「あ、そう。てか、どちら様!?」
「え!?」
何の脈略もなく突然話を振られたあたしはこれまた龍仁同様声が裏返った。
「ええーと…こちらは美園サンです。」
「どうも、美園です。」
当たり障りのないカンジで自己紹介をしてみる。
「美園……サン~??」
航太はマジマジと不思議そうな顔であたしを見た。
そらそうだ。
聞きたいことがたくさんあるだろうよ。
美園って誰?
俺知らないよ!
てか女アレルギーのお前がなぜ女と登校!?
てか、結局美園って誰!
きっとカレの頭ん中はそんな思いでいっぱいだろう。
「あ~…あ!龍仁とは家ぐるみの付き合いで知り合いなんですよ~!たまたま高校も一緒だったみたいで。あはは☆」
「あ~、そうなんだ!見たことない顔だから同じ中学じゃねーなーッて思ってたんだけど、そうゆうことね。」
「へッ!?」
ギク。
あたしは動揺して声が裏返った龍仁のローファーをさりげなく踏んだ。
「あああ~…ね、今日はたまたま。一個前の駅で降りたから。」
「あ、そう。てか、どちら様!?」
「え!?」
何の脈略もなく突然話を振られたあたしはこれまた龍仁同様声が裏返った。
「ええーと…こちらは美園サンです。」
「どうも、美園です。」
当たり障りのないカンジで自己紹介をしてみる。
「美園……サン~??」
航太はマジマジと不思議そうな顔であたしを見た。
そらそうだ。
聞きたいことがたくさんあるだろうよ。
美園って誰?
俺知らないよ!
てか女アレルギーのお前がなぜ女と登校!?
てか、結局美園って誰!
きっとカレの頭ん中はそんな思いでいっぱいだろう。
「あ~…あ!龍仁とは家ぐるみの付き合いで知り合いなんですよ~!たまたま高校も一緒だったみたいで。あはは☆」
「あ~、そうなんだ!見たことない顔だから同じ中学じゃねーなーッて思ってたんだけど、そうゆうことね。」