強がりな私
雅「なんで、そんなこというの」
綾「紘子には俺が必要で
俺がいないとダメだって言うんだ」
なにそれ
そんなの私にだって綾は必要だよ
綾がいないと私もだめになっちゃうんだよ
綾「もう、無理なんだ」
やだよ、そんなの
雅「いっ、行かないで…」
綾「悪いな……」
そう言って抱きしめてきた綾は
力が入っていなくて、でも、優しさがある
私はそんな綾を思いっきり抱きしめた
雅「好きだよ…」
綾「俺も好き、だけどごめんな」
そういって離れた綾
それから1週間経った私は
ろくにご飯も食べずある日、学校で倒れた