強がりな私

自分の気持ちが分からないんだよ…

雅「寂しかった。辛かった。
どこにもやり場のない気持ちが
私を壊したの!!」


翔「俺はそんな雅を……日に日に壊れていく雅を
見ているのが辛くてたまらなかった。
この一年、お前はなにやってたんだよ!!!」


綾「……俺は…」

雅「答えてよ?答えにやったら私は多分、
綾を一生許せなくなる」

翔「みやび……
綾、これ以上、みやびを傷付けるな。
頼むから……」


綾は答えなかった


それにより私はもっと深く深く
傷付いた…


翔も傷付いて泣いた


この時初めて3人で泣いたんだ……
















それ以来、私達3人は言葉を交わすことも

前のような関係も無くなって

私は学校を辞めた








あの綾の沈黙、3人が流した涙は
綾と翔と私、3人の関係が崩れた瞬間でもあった
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