強がりな私

翔「俺もさ、いつのまにか壊れた
俺たちの関係が修復することだけを考えてた。
こうしてまた会えたのも何かの縁だろ。
腐れ縁?つーの?」


都合が良すぎない?



私がどんな気持ちだったか翔は知ってるはず



雅「もう、2人の知ってる私はいない。
あの頃の雅はもういないんだよ。
今更やり直す?ふざけんなよ。
都合良すぎんだろーが」


綾「雅を壊したのは俺だ。
俺が雅の心をズタズタにした。
あの時の事は許してもらおうなんて思ってない
ただ、一緒にいたいんだ」



ただ一緒にいたい
あの頃の私もそうだった



ただただ一緒にいたい一心で
綾にぶつかった
その気持ちを踏み詰った綾
そして私が壊れて翔は壊れた私を懸命に支えた



思い出すだけで胸が苦しい
思い出したくもないのに
その傷を今ほじくり返そうとする綾



私はイラっとした
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