強がりな私

トイレから戻ってくる綾を

私は見つめた


綾「どした、みや」


さっきあんなことを話していた為
名前を呼ばれボッと顔が熱くなった


翔はぶっと吹いて

綾は私の頭を撫でた


そう、私はこの手が大好き
前も今も変わらずこの手の温もり
安心できるんだ


雅「ねぇ、綾。
今綾は好きな子いないの」


いきなり聞く私に翔は
いきなりすぎるだろっと目をギョッさせていた


綾「いるよ」


ほら、やっぱいるんじゃん
振られる前でよかった
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